佐那河内村の歴史は米作りと一緒にあると言っても過言ではありません。佐那河内村の山々を開墾して棚田が作られたのは、今から1800年前だと言われています。そこから今日に至るまで、村の至る場所で稲作がつづけられ県内でも高値で取引される特別な米を生産してきましたが、近年後継者不足や高齢化により、今年で終わりやなあ・・・という農家さんも出始めています。こちらの動画は昨年撮影された、村内のとある棚田でのドキュメンタリー「最後の稲刈り」。
2017年春、その棚田を訪れてみると新たな苗が植えられていました。近所の農家さんに手伝ってもらい、今年も稲作をすることにしたようです。
残りの田植えは取材させてもらえました。田の持ち主が、新しく田植えをする農家さんを手伝う様子です。
棚田は放置すればすぐに草に埋もれ、雑木林に戻ってしまいます。「長い年月つづいてきた景観を守るというのもあるけど、田を植えないと落ち着かんのよ」と語ってくれました。
棚田米は現在準備中です。ご不便をおかけしますが、販売開始までもう少しお待ちください。